リフォームについて
リフォームという言葉でまず想像するものは何でしょうか。リフォームとは英単語で、スペルはreformです。formとは形のことで、そこにreが付いているわけですから再び形を作る、という意味合いになります。つまり、リフォームとは何かを新たに作るのではなくすでにあるものに対して再び形を作ることを意味します。
テレビの人気番組に住宅リフォームをテーマにしたものがあります。悩みや問題を抱えている住宅にリフォームの専門家が訪れてプロのリフォームを施し、リフォーム前の状態「ビフォー」とリフォーム後の状態「アフター」を見比べるという趣旨の番組です。さすがにプロの住宅リフォームは大したもので、それまで抱えていた問題を見事に解決し同じ住宅とは思えないほどの変貌を遂げています。それゆえにテレビ番組として成立しているのでしょう。この番組は大変人気があるので、リフォームと聞いてまずこれを想像する人は多いのではないでしょうか。
リフォームにまつわる話として感心できないニュースもずいぶん報道されました。いわゆる悪徳リフォームの問題です。住宅リフォームというのは専門性の高い分野なので、依頼主にしてみれば何が必要でそのためにどのくらいのお金が掛かるのか想像が付きません。悪徳リフォーム業者はここに目をつけて、古い家に住んでいるお年寄りなどに不必要なリフォーム工事を行ったり、法外な料金を請求するなどして不当な利益を得ていたことが社会問題になりました。この問題は一部の悪徳業者によるものですが、このことが住宅リフォーム業者にとって大きな逆風となりました。
現在ではこれらの悪徳リフォーム業者には警察の手が入り、ほとんどが淘汰されましたので一時の勢いはありません。そのためリフォームについての悪いイメージもかなり払拭されたとは思いますが、一度世の中を騒がせたことというのは中々人の記憶からは消えにくく、現在でも住宅リフォームの見積りなどでは消費者の厳しい目にさらされているという状況が続いています。
この問題を契機に、以前よりも住宅リフォームの見積りについても説明が丁寧に分かりやすくなりましたし、リフォームを発注する依頼主も見積り内容について疑問を持つようになり、分からないことは何でも聞くようになりました。実はこれは当たり前のことで、そんな当たり前のことが行われるようになったという意味では、悪徳リフォーム問題も怪我の功名と言える一面もあるのかも知れません。(^o^)